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早坂こずえさん

早坂こずえさん

ナカリ365日

販売管理課
ナカリ2年目

早坂こずえさん

3人のお子さんを育てながら、ナカリで働き始めて1年になる早坂さん。
ナカリの「チームワーク」と「多能工」が子育て中でも働きやすい環境を作ってくれていると、語ってくれました。

業務内容はどの様なものですか?

販売管理課という部署で、「物流管理」という、受注に関する事務をしています。


ナカリは受注生産が基本なので、お客様から注文を頂いてから、工場への製造依頼と、配送の手配をします。
出荷に伴って、製品に添付する産地証明などの書類や、お客さまに届ける事前サンプルなどの用意もします。

同じ事務所内には、社長を含めた5人がおり、社長から直接指示を受けることあり、学ぶ機会が多いと感じます。

部署内では原料入荷の調整担当、トレーサビリティの記録担当、営業担当、とそれぞれの仕事に担当者がついています。

普段は子どもを幼稚園に送ってから、8時始業に間に合うように急いで出社します。
午前中は主に物流管理の業務を担当し、午後はお米の検査を行い、定時の17時過ぎには退社します。

3人のお子さんのお母さんとして、家庭ではどんな生活を送っていますか?

小学校4年生の女の子、2年生の男の子、幼稚園の女の子、の3人の子どもがいます。

主人と主人の両親、そして曽祖母と同居しており、合わせて8人家族です。
両親も平日の日中はフルタイムで働いているため、子どもを家族に預けることは難しい環境です。

子どもたちの送迎は、両親と連絡を取り合って協力してもらっています。

2月に小学校が一斉休校となり、学童に持っていくためのお弁当作りが朝の仕事に加わりました。
5時半に起床し、家族7人分のお弁当を用意します。早めに帰宅した主人が夕食を作ってくれたり、
お義母さんに片付けを手伝っていただいたりと、家族皆で協力しています。

働き始めて1年、今の心境は?

同じ部署の仲間が常に仕事をフォローしてくれるため、子育てと仕事の両立ができていると感じます。

例えば、勤務中に「子どもが具合が悪いので迎えにきて欲しい」と、小学校から電話がかかってきた時のことです。
まだ終えていない仕事があり、業務を続けていたら、部署の皆が「私たちがやるから大丈夫!すぐ行ってあげて!」と声をかけてくれ、私の仕事を交替してくれました。
そのおかげで、すぐに子どもを迎えに行けました。
本当にありがたく、仲間と会社に感謝した出来事でした。

残業がない、ということにも感謝しています。
帰宅時間が遅くなると夕ご飯の時間が延び、子どもが寝る時間も遅くなってしまいます。
家事の一つひとつを適切な時間に終えるためにも、定時で帰宅出来る環境は、本当に助かります。

子育て中の私に限らず、一緒に働いている同じ部署のメンバーも定時で仕事を終えて、同部署の先輩女性社員さんと一緒に帰宅しています。

私が入社した時には既に、部署内で多能工化ができあがっていて、誰かが急に抜けても大丈夫!という体制になっていて、安心して休むことができる環境でした。

お互いさま、と言ってくれる仲間たちに甘えさせてもらうこともありますが、その分、他のメンバーが休みの時はカバーしてあげたい!と、自然に思えました。

体制だけではなく、部署全体の仕事の進みによって、メンバー同士が担当外の仕事もフォローし合っています。
他の部署も、よほどのことがなければ残業はほとんどありません。
そのようなメンバーがいるので、「休める体制」、「残業なし」という環境づくりを実現できていると思います。

働きやすさの源について、どう感じていますか?

ナカリでは、生産性と働きやすさ向上のために、全員が多能工になれるように教育を行っています。
多能工とは、一人で複数の業務や作業ができるようになることです。
そのために柔軟に対応できるようになっています。

4年前から、各業務内容を分析し、重要な業務から少しずつ多能工化させていったそうです。
上司が段取りし、お互いの仕事を教え合う時間を作ってくれています。
それが会社の仕組みとして定着し、日々の業務や社員の意識に浸透したことで、助け合いのチームワークがあり、子育て中でも働きやすい職場になっています。

現在は国の方針に合わせ「働き方開拓」として細かいところも日々改善しています。

例えば、共働きの家庭が多い時代に合わせて、社員目線の対応をしてくれています。
多能工を実践することで、予定していた私用はもちろん、急な休みも取りやすい環境を実現できています。
男性社員さんもお子さんの具合が悪い時はお休みを取っていますし、ご家庭の事情に合わせてお互いに協力し合っています。

もともと、ナカリに入社したきっかけは繁忙期の季節社員としての臨時雇用でした。
次の仕事もすぐ見つかるだろうと思い、前職を軽い気持ちで辞めたのですが、面接の度に採用を断られてしまいました。
子どもが3人もいると、子どもが体調くずしたら仕事を休むんじゃないか、ということが理由でした。
「世の中ってこんなに厳しいんだ・・・!」と、予想外の展開に困惑してしまいました。

正社員希望ではない求人も探し、5件は面接を受けましたが、なかなか勤め先を見つけることができないでいました。

そんな時に、ナカリの臨時雇用の募集を知りました。生活するために、最初は「とにかく臨時でもいい」と考えての応募でした。

ところが契約期間の2ヶ月が過ぎる頃、会社から期間延長の打診がありました。
そして今度は、9時〜16時勤務を8時〜17時までどうですか?と声をかけていただき・・・正社員として迎え入れてくれました。

「事務の仕事だけでなく、製造に関わる部署もお願いできますか?」と言われたので、「なんでもやります」とお答えしました。
自分に自信があったわけではありませんが、「なんとかなるだろう!」という気持ちでした。

小さい子どもが3人いても、他の人と区別なく働く場をくれたナカリには、感謝の気持ちでいっぱいです。
家族も「ナカリが働きやすくてよかったね」とよく話しています。

働く中で、何か工夫していることはありますか?

一回間違えたミスは、繰り返さないようにしようと心がけたり、いろいろ考えながら仕事をしています。
その日に絶対やることをすぐ書き込み、終わったら線を引いて消して、スケジュール管理に活用しています。

また現場事務所は、「現場とお客様のパイプ役」ということを大切にしています。
そのため、些細なことですが、周囲との信頼関係を築けるような気遣いはいつも意識しています。

運送会社さんに無理を言って動いてもらった時は、FAXで送る指示書に必ず手書きで「ありがとうございます」という言葉を添えたり、お客様にも「オーダーありがとうございます」などの一言を、大事にしています。

また子どもの学校行事などの年間スケジュールは、わかった時点で上司に提出し、予定を共有しています。

働き始めて間もないのですが、会社から業務貢献賞という表彰をいただいたり、上司が一人ひとりを丁寧に見てしっかりと評価してくれるので、やりがいも感じています。

最後に一言

今まで働いてきた中で、職場のチームワークという面でも、福利厚生の面でも、ナカリのような働きやすい会社は初めてです。

基本的には一人ひとり専属業務があるのに、仕事を休むことができるというのは、すごいことだと思っています。
まだ終わっていない仕事があると、誰かが気にかけてくれて聞かずに進めてくれますし、頼もしいメンバーばかりです。

上司も「何かあったら言ってね」と声をかけてくれますし、なんでも気軽に相談できる環境で、不安やストレスを溜め込むこともありません。

今後は、工場への製造依頼の業務で独り立ち出来るようになることが目標です。
今、上司の仕事を横で見ながら、勉強中です。
また他部署の社員の皆さんとも、これからもっと交流を深めていけたら、嬉しいです。

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