ナカリ(株)(宮城県加美郡 中村信一郎社長)は、かねてより建設を進めていたメガソーラーによる発電所三ヶ所が三月末に完成したと発表した。
同社は、米穀事業を柱に据えながら環境に配慮した社会事業の一環としてCO2排出量を減らすカーボンフットプリント事業やBG無洗米製造事業に取り組み、いち早く国際環境規格のISO14001を取得している。また、太陽光パネルを用いた発電にも乗り出し、低温倉庫に太陽パネルを設置百kWの発電を行い夏場の電力を賄うことを行ってきたが、今回のメガソーラーパネルは二千五百坪の土地に六百十一kWが発電できる太陽光パネルを設置したほか工場(加美町)にも百十kWを設置、さらにグループ会社タカラ米穀(株)の倉庫(富谷町)にも五十kWの発電設備を設置、合計で七百七十一kWの能力を有する太陽光発電設備を完成させ、発電事業を行うことになった。
東日本大震災の被災地である宮城県では、再生エネルギー事業を国が支援しており、その一環として太陽光発電事業が活発化しており、同社もこうした支援を活用して本格的に再生sエネルギー事業に取り組んでいる。
他にも、以下の新聞・雑誌に掲載されました
- 売電事業に新規参入 大規模太陽光発電設備が完成
大崎タイムス(2013年4月25日木曜日掲載) - 太陽光発電事業スタート 東北電力に全量売却 ナカリ、環境活動の一環で
商経アドバイス (平成25年4月15日月曜日掲載) - 太陽光発電2施設完成 米穀卸のナカリ 今月下旬から売電
河北新報(平成25年5月2日木曜日掲載)